こんにちは!名古屋のウクレレ、ボーカル、ギター教室「ポワンポワンスタジオ」です。
今日のテーマは「譜面を信じすぎない」です。
ウクレレのレッスンの際に生徒さんにリズム譜の読み方を聞かれました。
16分が入っている譜面ですが、譜面に書いてあるダウンアップの向きが僕が思っていたものと違いました。これはよくあることで僕の中では「教本あるある」として認識しています。
ウクレレの教本を見ているとよく感じさせられるのがウクレレ奏者が作成したウクレレ教本とギター経験者がウクレレ奏者に転向して書いた教本では若干違いがあるということです。ギター経験者はダウンアップが交互に来るようにストロークします。逆にウクレレ奏者の場合はダウンアップがその人の弾き方で決められていることが多いように感じます。これはウクレレの教本にだけ言えるわけではなくて、ギターの教本でも癖が強いタイプのミュージシャンが制作したものは結構「??」なものが多いです。最近は昔と違ってインパクトが強いものが売れる風潮もあり、結構強引な流れの教本や譜面も多く見受けられます。
そういうときは僕の場合は、生徒さんには制作者の意図と僕の解釈などを伝え好きな方を選んでもらっています。
大切なのは混乱しないことです。僕が危惧しているのは「Aという教本」と「Bという教本」で同じ譜面なのに弾き方のアプローチが真逆になったりすると生徒さんは混乱するということです。生徒さんは教本は絶対的なものとして認識しているので教本間で矛盾が生じるとどうしていいかわからなくなります。なので教本は絶対的なものではないことは認識して利用することをおすすめします。
ある曲のある場面のコードが片方は「F」、もう片方は「Dm7」になっているなんてことはざらにあります。ただこれはどちらかが悪いというわけではなくお互いの意図や視点が違っていることから起こるんだと思ってもらえると混乱しなくていいかもしれません。
なにはともあれ「譜面は絶対的なもの」ではなく「相対的なもの」です。
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